皆様にとりましてすばらしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
令和5年 元旦
正月休みに、こたつに入って、みかんを食べながら、クロスワードパズルで頭の体操をしてみてはいかがでしょうか。
「タテのカギ」と「ヨコのカギ」から連想する言葉を1文字ずつマスに入れ、色のついたマスの8文字を並べ替えて答えを完成させましょう。
答えに辿り着けたら、あなたは正真正銘の「医薬系特許的判例」通!
答えは1月15日に発表する予定です。
答えを早く知りたい!という方はメールまたはtwitterでのDM、あるいは本文下にあるコメント欄にて返信先とともに(ペンネーム(任意)とともに)、解答を記入・送信いただければ正解・不正解をお伝えします。
発表まではSNSで答えを呟かないでくださいね
解答を送って正解しても・・・景品はございません・・・。
景品も無いのに、正月にこんなマニアックなクロスワードパズルに挑戦して解答してくれる奇特な方はいるのでしょうか
1.タテのカギ
- [1] Deutetrabenazineを有効成分とするAustedo®の米国での新薬承認申請(NDA)は、既承認のtetrabenazineを有効成分とするハンチントン病に伴う舞踏運動の治療薬Xenazine®を参照薬として、そのデータに依拠することにより、連邦食品医薬品化粧品法505条(b)(2)に基づいて行われた。FDAのCDER Exclusivity Boardは、「deutetrabenazineとtetrabenazineとは構造的に異なり、同じ”active moiety”ではないから、deutetrabenazineは、NDAにおいてまだ承認されたことのない”active moiety”であり、また、〇〇〇〇〇〇〇〇〇の指定を受けることが適切である」と判断した。
- [2] 革新的な治療薬の開発・審査の促進を目的にした米国食品医薬品局(FDA)の制度において、中外製薬が創製した6品目/9プロジェクトが、〇〇〇〇〇ルーセラピーに指定されている(2022年6月15日 中外製薬会社説明会より)。
- [3] 2022年6月12日からジュネーブで開催された第12回WTO閣僚会議(MC12)では、TRIPS〇〇〇〇〇に関する議論が合意に至ったが、その合意内容に対して、閣僚宣言に至ったことを自画自賛するWTO閣僚及び外交官とは対照的に、各製薬団体はこの決定を「科学者への冒涜」、「空っぽ」、「逆行」、「有害な先例」と痛烈に批判、失望する声明を出した。
- [4] 後発医薬品承認時に先発医薬品の有効特許を考慮する仕組みであり、その制度内容は国によって異なるが、その意義は総じて、先発医薬品を保護する特許権の重要性を尊重しつつ先発医薬品メーカーと後発医薬品メーカーとの特許紛争を事前に整理することによって後発医薬品の市場への安定供給を実現することを目的としている。
- [7] -NHCO-
- [9] 2023年に米国でのパテントクリフに直面する住友ファーマ主力品の有効成分〇〇〇ドン。
- [13] 免疫系、特に抗体、B細胞、T細胞によって認識される抗原の一部。エ〇〇ープ、抗原決定基とも呼ばれる。
- [15] アミノ酸残基が多数つながっているもの。〇〇〇プチド。
- [18] 特許権延長登録・効力に関する裁判で「有効成分」の意義について話題となった「ナルフラフィン」は、オピ〇〇ドκ受容体の活性化を介して止痒作用を示す。
- [19] コーセーの敏感肌ケアキャンペーンCM「会いたくなる肌へ。」編にKing&Princeの平野紫耀くんの出演が決まり、8月22日から全国でオンエアされ、世間を賑わせている。その商品ラインナップのひとつが、コーセーマルホファーマのカ〇〇HDである。
- [21] ギリシャ文字「Ο」。オミク〇〇。
2.ヨコのカギ
- [1] 2011年7月、ノバルティスファーマ株式会社は、「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解」を効能・効果として「〇〇〇レス®吸入用カプセル 150μg 」の日本での製造販売承認を取得した。1日1回投与を意味する「once daily」と、やさしい空気の流れである「そよ風」を意味する「breeze」を組み合わせて命名された。
- [3] ヘモグロビンは血液中の酸素を〇〇〇〇する。
- [5] TRIPS協定(Trade-Related Aspects of Intellectual Property Rights Agreement 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定)及び公衆衛生に関する宣言のことを、「〇〇ハ宣言」ともいう。
- [6] 本庶佑氏及び小野薬品工業が特許権者である抗PD-1抗体等に関する特許(いわゆる「本庶特許」)の共同発明者を巡る米国での裁判で共同発明者として追加が認められたゴードン・フリーマン氏が所属する研究機関はダナ・〇〇〇〇〇癌研究所。
- [8] ホスレノール®の一般名は炭酸ラ〇〇ン水和物。
- [9] 先発品アイミクス®(一般名: イルベサルタン、アムロジピンベシル酸塩)の後発医薬品の販売名「イ〇〇〇〇ス®配合錠」。日本ジェネリック医薬品学会導入の統一ブランド名である。
- [10] アジュ〇〇〇とは、免疫学の分野では抗原性補強剤とも呼ばれ、抗原と一緒に注射され、その抗原性を増強するために用いる物質である。予防医学の分野では、ワクチンと併用することにより、その効果を増強するために使用される。
- [11] IP〇〇〇〇ケープ
- [12] アトルバスタチンを有効成分とする「〇〇トール®錠」。
- [14] アデノシン、チミジン、グアノシン、シチジン、ウリジンといえば「ヌクレオ〇〇」。
- [16] 米国連邦巡回区控訴裁判所(CAFC)は、「内在同一の問題」を「インヘ〇〇〇 アンティシペイション」法理として、公知の物や方法のこれまで評価されていなかった特性や機能に関する科学的説明が発見されても、公知の物や方法に新たな特許を与えるものになるわけではないことを繰り返し述べている。
- [17] モルヌピラビルは、SARS-CoV-2による感染症(COVID-19)に対する経口治療薬として、2021年11月に世界で初めて英国で承認され、日本でも同年12月に特例承認された。その日本での商品名。
- [19] 「アキャ〇〇クス®点滴静注250㎎」は、楽天メディカルが、日本において、2020年9月25日に、「切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌」の効能又は効果で製造販売承認を取得した。キメラ型抗ヒト上皮成長因子受容体(Epidermal Growth Factor Receptor:EGFR)モノクローナル抗体(IgG1)であるセツキシマブと光感受性物質である色素IR700を結合させた抗体-光感受性物質複合体であるセツキシマブ サロタロカンナトリウム/Cetuximab Sarotalocan Sodium(遺伝子組換え)を含有する。頭頸部癌における本治療は、アキャ〇〇クスⓇと点滴静注終了後にレーザ光を病巣部位に照射する医療機器のBioBlade®レーザシステムとを併用する。
- [20] 抗体薬物複合体(ADC)は、抗体に低分子医薬品を結合させたもの。 ADCに搭載する低分子医薬品を「〇〇〇〇ド」、抗体と〇〇〇〇ドをつなぐ部分を「リンカー」と呼ぶ。
- [22] HIVインテグラーゼ阻害剤。ViiV社の「ドル〇〇〇〇ル」とGilead社の「ビク〇〇〇〇ル」。
- [23] 大阪地方裁判所令和2年(ワ)第5608号対第三者訴訟関連分配金請求事件について、裁判所からの和解の勧めを受けて、2021年11月12日、小野薬品とホ〇〇〇タスク氏との間で和解が成立した。
3.タテのカギのヒント
- [1] この指定により、Austedo®は、後発医薬品の市場参入の脅威から7年の保護されることに。2022.05.09記事: 重水素化医薬品の特許的視点 - Austedo®(deutetrabenazine)とCTP-543(deuterated ruxolitinib)を例として –
- [2] https://www.fda.gov/patients/learn-about-drug-and-device-approvals/fast-track-breakthrough-therapy-accelerated-approval-priority-review
- [3] 記事: https://www.tokkyoteki.com/2022/06/wto-mc12-trips-waiver.html
- [4] 日本には法律上の明文規定は存在せず、唯一の根拠は、厚生労働省課長通知である。日本版制度が、「通知」というお知らせレベルで運用されている現状は適切ではなく、法律レベルで採用されるように改められるべきではないだろうか。記事: https://www.tokkyoteki.com/2021/03/patent-linkage-system-in-japan.html
- [7] MSDのアイセントレス®錠(ラルテグラビル)に対する特許権侵害差止請求事件において、裁判所は、本件特許発明は実施可能要件違反およびサポート要件違反により無効にされるべきものであると判断した。「一般的に〇〇〇と1,3,4-オキサジアゾールは,バイオアイソスターとして相互に置換可能であるとしても,インテグラーゼ阻害剤において,RAの〇〇〇と1,3,4-オキサジアゾールが配位子として機能し,それらが相互に置換可能であることが本件出願当時の技術常識であったと認めるに足りる証拠はない。」記事: 2017.12.06 「塩野義 v. MSD」 東京地裁平成27年(ワ)23087
- [9] 記事: LATUDA®(ラツーダ)の用途特許についてInter Partes Reviewの申立てにより米国特許商標庁が特許性なしの決定
- [13] 抗PCSK9抗体を巡るサノフィ(プラルエントPraluent®)とアムジェン(レパーサRepatha®)の特許紛争は、サノフィが日本での製品販売を停止するにまで至ったが、米国では事情は異なるようだ。「本件各明細書には,免疫プログラムの手順及びスケジュールに従った免疫化マウスの作製,免疫化マウスを使用したハイブリドーマの作製,参照抗体1又は2と競合するPCSK9-LDLRとの結合を強く遮断する抗体を同定するためのスクリーニング及びエ〇〇ープビニングアッセイの方法が記載され,これらの記載に基づき,一連の手順を繰り返し行うことによって,本件各明細書に具体的に記載された参照抗体と競合する中和抗体以外にも,参照抗体1又は2と競合する中和抗体を得ることができる」記事: 2019.10.30 「サノフィ v. アムジェン」 知財高裁平成31年(ネ)10014
- [15] プレベナー13®は、13種類の肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを型別に無毒性変異ジフテリア毒素(CRM197〇〇〇プチド)と結合させたものを含む13価肺炎球菌結合型ワクチンである。肺炎球菌ワクチン市場の覇権を巡ってファイザーとMSDが鎬を削っている。記事: 2021.05.17 「メルク・シャープ・アンド・ドーム v. ワイス」 知財高裁令和2年(行ケ)10015
- [18] レミッチ事件において、本件特許発明の技術的範囲の属否が争点となっている背景には、医薬用途特許につき延長された特許権の効力が及ぶ範囲について直接判断された判決例はこれまでにない点の他に、本件特許の請求の範囲は「ナルフラフィン(フリー体)」を「有効成分」とする止痒剤を保護するものであるが、「ナルフラフィン塩酸塩」を「有効成分」とする止痒剤は含まない(被告らの主張)ようにも読める点にある。特許権存続期間延長登録要件及びその特許権の技術的範囲で議論となったレミッチ®の「有効成分」といえば、原薬としての「ナルフラフィン塩酸塩」を指すのか、それとも体内で薬理作用を示す「ナルフラフィン(フリー体)」を指すのか。本件発明の特許請求の範囲は「一般式(Ⅰ)で表されるオピ〇〇ドκ受容体作動性化合物を有効成分とする止痒剤」というもの。記事: 2021.03.30 「東レ v. 沢井製薬・扶桑薬品工業」 東京地裁平成30年(ワ)38504, 平成30年(ワ)39508・・・延長特許権の効力について判断せず。「有効成分」を狭く解釈し、被告ら製剤は非充足。しかし別件審決取消訴訟で知財高裁は広く解釈・・・
- [19] マルホは、化粧品の製造・販売を行うコーセーと合弁会社(コーセーマルホファーマ)を設立し、医薬部外品のスキンケア用品としてヘパリン類似物質含有の「カ〇〇 ヒルドイド」の販売を2020年9月16日に開始したが、東京都より、マルホが製造販売する医療用医薬品の「ヒルドイド」と誤認する可能性があるとの指摘を受け、現在の「カ〇〇HD」に名称を変更したという経緯がある。記事: https://www.tokkyoteki.com/2022/08/king-and-prince.html
- [21] SARS-CoV-2の新たな亜種への対策も重要。記事: モデルナ社 COVID-19ワクチンのmRNA配列に関する米国特許出願 NIHとの協議のため一旦放棄
4.ヨコのカギのヒント
- [1] 知財高裁は、アストラゼネカの登録商標「BREZTRI」に対してノバルティスが請求した無効審判事件において、本件商標は、ノバルティスが商標権者である商標に類似しないし、ノバルティスのCOPD治療薬と混同を生ずるおそれはないとした本件審決の判断に誤りはないと判断し、ノバルティスの審決取消しを求める請求を棄却した。本件と同様に、少なくとも英・欧州・中国において、アストラゼネカの登録商標「BREZTRI」に対して、ノバルティスから無効請求がなされ、その判断は全てが同じというものではなさそうだ。記事: 2022.03.08 「ノバルティス v. アストラゼネカ」 知財高裁令和3年(行ケ)10041・・・COPD治療薬の登録商標「BREZTRI」を巡る争い
- [3] セレコックス錠®(有効成分: セレコキシブ)を保護する製剤特許発明について、当業者がサイズを小さくすると思い至っても、その条件を当時一般的であると認める証拠はないパラメータ(粒子のD90)での特定をその条件として構成に採用することに動機付けがあるとは認められないと判断された。請求項1は「一つ以上の薬剤的に許容な賦形剤と密に混合させた10mg乃至1000mgの量の微粒子セレコキシブを含み,一つ以上の個別な固体の経口〇〇可能な投与量単位を含む製薬組成物であって,粒子の最大長において,セレコキシブ粒子のD90が200μm未満である粒子サイズの分布を有する製薬組成物」。記事: 2020.10.28 「日本ケミファ・ダイト v. ジー.ディー.サール」 知財高裁令和元年(行ケ)10137
- [5] 2001年11月のWTO閣僚会議では、WTO発足(1995年)後初となるラウンド(幅広い分野の包括的交渉)の開始が決定され、閣僚宣言が採択されました。この閣僚宣言の第17パラグラフには、TRIPS協定と公衆衛生について、既存の医薬品へのアクセス及び新薬の研究・開発の両方を促進することにより、TRIPS協定が公衆衛生を支持するような形で実施・解釈されることの重要性を強調する旨が記載されました。日本サッカー史として、1993年の「〇〇ハの悲劇」はあまりにも有名だったが、2022年ワールドカップのグループステージでドイツとスペインを破り、一位通過するという「〇〇ハの歓喜」と話題になった(実はドイツとスペインを破った試合会場となったハリーファ国際スタジアムは〇〇ハの隣のバーヤという場所にある)。記事: https://www.tokkyoteki.com/2021/11/doha-declaration-on-the-trips-agreement-and-public-health.html
- [6] ゴードン・フリーマン氏が共同発明者であるとなれば、その発明に関する権利及び利益を譲り受けたとされるダナ・〇〇〇〇〇癌研究所は、その発明から生み出された利益の一部を受ける権利を少なからず有している可能性があり、ダナ・〇〇〇〇〇癌研究所が日本や欧州での利益も有していることを主張するために、日本や欧州でも「本庶特許」に対してアクションを起こしている。記事: 抗PD-1抗体に関する本庶特許の発明者を巡る米国での裁判、そして日本・・・(6)
- [8] バイエル薬品が、ホスレノール®のジェネリックの製造販売の差止め等を求めて提起した特許権侵害訴訟で、東京地裁はバイエル薬品の書類提出命令申立てを却下する決定をした。記事: 2019.06.12 「バイエル薬品 v. コーアイセイ・日本ケミファ・扶桑薬品工業・日本ジェネリック・コーアバイオテックベイ」 東京地裁平成30年(ワ)28391
- [9] 商標登録5649958。記事: 2018.10.11 「エルメッドエーザイ v. 大日本住友製薬」 知財高裁平成29年(行ケ)10160
- [10] 出願人は、アジュ〇〇〇として水酸化アルミニウム単独を用いる場合に比較して3D-MPL及び水酸化アルミニウムを併用することに顕著な効果がある旨主張したが、そもそも単独使用より併用使用が優れていることは当業者が予測できることであったため、その主張は認められなかった。記事: 2009.06.29 「グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテアノニム v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10397
- [11] 塩野義製薬の取組みの例を紹介。記事: https://www.tokkyoteki.com/2021/05/chizai-johobunseki-report.html
- [12] 「結晶性のアトルバスタチン」に関する被告(ワーナー-ランバート)の特許(第3296564号)に対する原告(サンド)の無効審判請求について請求は成り立たないとした審決(無効2010-800235)を知財高裁は取消した。記事: 2012.12.05 「サンド v. ワーナー-ランバート」 知財高裁平成23年(行ケ)10445
- [14] 抗悪性腫瘍剤ロンサーフ(Lonsurf)®配合錠は、有効成分としてトリフルリジン(Trifluridine)及びチピラシル塩酸塩(Tipiracil hydrochloride )を1:0.5のモル比で配合した経口ヌクレオ〇〇系抗悪性腫瘍剤。記事: 大鵬薬品がNatco社によるLONSURF(ロンサーフ)®のANDAに対して特許侵害訴訟提起
- [16] 製薬やバイオテクノロジー分野は、その研究において、既存の医薬品や治療手段について新しい特性や新しい効果・使用方法を発見することが多いため、そのような発見に基づく技術的思想に対する特許保護を巡って「内在同一の問題」が顕在化しやすい技術分野といえる。記事: 「内在同一の問題」 -製薬・バイオテクノロジー分野における新たな科学的発見と公衆衛生との間で揺れる特許保護のジレンマ-
- [17] 記事: 医薬品特許プール Medicines Patent Pool(MPP)を介してSARS-CoV-2による感染症(COVID-19)治療薬モルヌピラビル/molnupiravirを低・中所得国105カ国に供給へ
- [19] 記事: https://www.tokkyoteki.com/2022/03/alluminox.html
- [20] Enhertu®(エンハーツ)は、ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)に対するヒト化モノクローナル抗体とトポイソメラーゼI阻害作用を有するカンプトテシン誘導体を、リンカーを介して結合させた抗体薬物複合体(antibody-drug conjugate: ADC)であるトラスツズマブ デルクステカン(trastuzumab deruxtecan)を有効成分とする抗悪性腫瘍剤。トポイソメラーゼI阻害作用を有するカンプトテシン誘導体が「〇〇〇〇ド」。記事: 第一三共ADC技術の知的財産権の帰属を巡るSeagen社との紛争における仲裁 Seagen社の主張を退け第一三共を支持
- [22] ViiV、GSK、塩野義およびGileadは、グローバルな和解契約および特許ライセンス契約を締結し、Gileadは、ドル〇〇〇〇ルに関するViiVの特定特許の世界的ライセンスを受けるとともに、ViiV、GSKおよび塩野義は、過去または将来のBiktarvy®/ビクタルビ®に関する侵害の請求に関連してViiV、GSK、塩野義が管理する特許をGileadに対して権利行使しないことを約定し、ビク〇〇〇〇ルを含む将来の製品に対しても、その製品のビク〇〇〇〇ル成分に関連する範囲で、特許権の行使をしないことに合意した。記事: ViiV・GSK・塩野義とGilead 抗HIV薬を巡るグローバル特許紛争で和解
- [23] 記事: https://www.tokkyoteki.com/2021/11/ono-honjo-settlement.html
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