2017年3月23日付けのMeiji Seikaファルマおよび高田製薬のプレスリリースによると、Meiji Seika ファルマの「トスフロキサシントシル酸塩小児用細粒15%『明治』」および高田製薬の「トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用15%「タカタ」」の製造販売行為が富山化学工業の製剤特許(特許第5799061号)を侵害するとして、富山化学工業は特許権侵害差止請求訴訟を2016年3月7日付で東京地裁に提起していましたが(過去記事)、2017年3月22日付で裁判上の和解が成立したとのことです。先発製品は富山化学工業が製造販売するオゼックス®細粒小児用15%。
参考:
- Meiji Seikaファルマ press release: 2017.03.23 「トスフロキサシントシル酸塩小児用細粒15%「明治」に関する特許権侵害差止請求訴訟における和解のお知らせ」
- 高田製薬 press release: 2017.03.23 「トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用15%「タカタ」に関する特許権侵害差止請求訴訟における和解のお知らせ」
- オゼックス(トスフロキサシントシル酸塩)製剤特許侵害訴訟で東和薬品と富山化学工業が和解
- 富山化学工業がオゼックス(トスフロキサシントシル酸塩)後発品を販売する3社に対して特許侵害訴訟を提起
- 富山化学工業 press release: 2016.03.07 「「オゼックス細粒小児用15%」後発品に関する特許権侵害訴訟の提起について」
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