2007年12月11日、塩野義(シオノギ)製薬は、AstraZenecaに導出している高コレステロール血症治療薬「クレストール(Crestor)®」(一般名:ロスバスタチンカルシウム(Rosuvastatin Calcium)、HMG-CoA 還元酵素阻害剤)のANDAを行った後発品メーカー7社に対して、米国特許(RE 37,314)に基づき、AstraZenecaと共同で米国デラウェア州地区連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起した。
後発品メーカーは、クレストールをカバーするOrenge Book収載の3つの特許(US6,316,460/US6,858,618/USRE37,314)について、いずれも非侵害か、無効であるか、権利行使不能であると主張している。Orange Bookによれば、RE37,314特許存続期間は2016年1月8日まで。
塩野義(シオノギ)製薬プレスリリース:
米国における「クレストール®」後発品申請に対する特許侵害訴訟の提起について
AstraZenecaプレスリリース:
AstraZeneca Files Patent Infringement Actions in Response to Crestor™ ANDAs
コメント