
2006.06.27 「ヴィアトリス v. 特許庁長官」 知財高裁平成17年(行ケ)10630
公知化合物(フリー体)に対する塩体の進歩性は?: 知財高裁平成17年(行ケ)10630【背景】「R-チオクト酸の固体塩を含有する服用形」の発明について、進歩性なしとの拒絶審決に対して取消訴訟を提起した。引例とは「R-チオクト酸を含有する固体形状の服用形」で一致、本件発明は塩であるが、引例はフリー体である点で相違していた。請求項1:R-チオクト酸と,アルカリ金属又はアルカリ土類金属,水酸化アンモニウ...