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*Case2009

2009.01.27 「惠民製藥 v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10166

発明の要旨の認定と特許請求の範囲の用語の意義の解釈: 知財高裁平成20年(行ケ)10166 【背景】 「直接錠剤化用調合物および補助剤の調合方法」に関する特許出願(特願2001-310741)の拒絶審決取消訴訟。 請求項1: A)一種または一種以上の希釈賦形剤約5~約99重量%及び/または薬学的活性成分0~約99重量%, B)結合剤約1~約99重量%,及び 必要に応じて, C)崩壊剤0~約10重量...
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*Pharma/IP news

2009.04.28 「先端医療分野における特許保護の在り方について(案)」に関する意見募集

知的財産戦略本部 知的財産による競争力強化専門調査会の先端医療特許検討委員会が取りまとめた「先端医療分野における特許保護の在り方について(案)」についてのパブリックコメントを募集中。 期間は5月17日(日)まで。 特に、用法・用量に特徴のある発明についての特許保護の今後の在り方として、「新用法・用量の医薬の発明を「物」の発明として保護すべく、審査基準を改訂すべきである。」とまとめています。 詳細は...
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*Pharma/IP news

2009.04.22 第一三共 新用法・用量クラビット製剤承認

2009年4月22日、第一三共は、広範囲経口抗菌製剤「クラビット®錠250mg・錠500mg・細粒10%」(一般名: レボフロキサシン水和物)の製造販売承認を取得した。クラビット 500mg 1日1回投与法は、従来の100mg 1日3回投与法と比較して最高血中濃度を上げることにより、殺菌作用が増強されると共に耐性菌の出現を抑制することが期待できるとのこと。クラビット製剤はこれまで1錠又は細粒1g中...
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*Pharma/IP news

知的財産戦略本部 先端医療特許検討委員会

2009年4月3日、知的財産戦略本部の先端医療特許検討委員会(第6回)にて、先端医療分野における特許保護の現状と課題の論点整理が行われました。 特に、用法・用量に特徴のある医薬関連発明の特許保護について議論されました。 首相官邸 知的財産戦略本部 知的財産による競争力強化専門調査会の先端医療特許検討委員会(第6回)の資料。 議事録はこちら 議事次第・配布資料はこちら 用法・用量等に特徴のある発明に...
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*Case2008

2008.12.25 「バイエルクロップサイエンス v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10302

木材及び木質合板類浸み込用: 知財高裁平成20年(行ケ)10302 【背景】 「工芸素材類を害虫より保護するための害虫防除剤」に関する特許(特許第3162459号)に関し、原告が訂正審判請求したところ、特許庁が請求不成立との審決をしたことから、原告がその取消しを求めた事案。争点は、本件訂正が、独立特許要件を満たしているか(すなわち特開昭61-267575号公報(「刊行物1」)に記載された発明との関...
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*Pharma/IP news

2009.04.09 「医療用後発医薬品の薬事法上の承認審査に係る医薬品特許の取扱いについて」に関する意見募集について

厚生労働省医薬食品局審査管理課がパブリックコメントを募集中(「医療用後発医薬品の薬事法上の承認審査に係る医薬品特許の取扱いについて」に関する意見募集について)。「医療用後発医薬品の薬事法上の承認審査及び薬価収載に係る医薬品特許の取扱いについて」を通知することを予定しており、最終的な決定に際してパブリックコメントを参考にするとのこと。募集期間は2009年5月11日まで。 以下はその抜粋。(2)の文章...
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*Pharma/IP news

2009.04.09 「Daiichi Sankyo Files Patent Infringement Actions against 11 Generics Companies for CRAVIT® TABLETS and FINE GRANULES」

第一三共は、レボフロキサシン水和物製剤(「クラビットⓇ錠」、「クラビットⓇ細粒」)の物質特許第2008845号および用途特許第1659502号の延長登録に基づき、同製剤の後発品の製造・販売の差止を求めて、後発品の製造販売承認を取得した計11社に対し、特許侵害差止訴訟を提起した。 今回の提訴は2009年3月23日の後発品企業13社に対する提訴(参照: 2009.03.23 「Daiichi Sank...
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*Case2008

2008.12.16 「訴訟記録閲覧等制限申立事件 申立人 萬有製薬」 知財高裁平成20年(行タ)10008

独メルクと米メルクの合意: 知財高裁平成20年(行タ)10008 【要旨】 2008.12.16 「訴訟記録閲覧等制限申立事件 申立人 萬有製薬」 知財高裁平成20年(行タ)10007 と同様の内容。 基本事件については下記参照: 2008.10.30 「メルク・コマンデイトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン v. 萬有製薬」知財高裁平成20年(行ケ)10314
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*Case2008

2008.12.16 「訴訟記録閲覧等制限申立事件 申立人 萬有製薬」 知財高裁平成20年(行タ)10007

独メルクと米メルクの合意: 知財高裁平成20年(行タ)10007 【背景】 基本事件(2008.10.30 「メルク・コマンデイトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン v. 萬有製薬」知財高裁平成20年(行ケ)10308)の訴訟記録中、別紙記録目録記載の部分について、基本事件原告(メルク・コマンデイトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン)の親会社であるE.Merck(現在の名称:Merck KGaA,...
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*Case2008

2008.12.15 「ニプロファーマ v. 富田製薬」 知財高裁平成20年(行ケ)10144

重炭酸透析用人工腎臓潅流用剤: 知財高裁平成20年(行ケ)10144 【背景】 被告(富田製薬)が特許権者である「重炭酸透析用人工腎臓潅流用剤の製造方法及び人工腎臓潅流用剤」に関する特許(第2769592号)の請求項9及び10について、無効審判請求不成立の審決に不服の原告(ニプロファーマ)が審決取消訴訟を提起した。 争点は、 ①実施可能要件及びサポート要件違反の有無、 ②特開平2-311419号公...
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*Case2008

2008.11.26 「バイエル v. 大洋薬品」 東京地裁平成19年(ワ)26761

高純度アカルボース事件: 東京地裁平成19年(ワ)26761 【背景】 高純度アカルボースについての特許権(第2502551号)を有する原告(バイエル)が、被告(大洋薬品)製剤の製造・販売行為は特許権を侵害するとして、被告製剤の製造及び販売の差止め等を求めた。 主な争点は、 (1)本件特許発明は特開昭57-185298(乙2)及び特開昭57-212196(乙3)(いずれも原告自身の出願公開)により...
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*Pharma/IP news

2009.03.23 「Daiichi Sankyo Files Patent Infringement Actions against 13 Generics Companies for CRAVIT® TABLTETS and FINE GRANULES」

第一三共は、レボフロキサシン水和物製剤(「クラビットⓇ錠」、「クラビットⓇ細粒」)の物質特許第2008845号および用途特許第1659502号の延長登録に基づき、同製剤の後発品の製造・販売の差止を求めて、後発品の製造販売承認を取得した計13社に対し、特許侵害差止訴訟を提起した。 本件特許については、レジオネラ属の効能効果取得により、2011年5月27日まで特許期間の延長登録が認められていたが、20...
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*Case2007

2007.09.26 「エーザイ(株) v. (有)エーザイ」 東京地裁平成19年(ワ)12863

エーザイ事件: 東京地裁平成19年(ワ)12863 【背景】 製薬会社であるエーザイ(原告)が、「有限会社エーザイ」の商号の被告に対し、被告は 「エーザイ」及び「E - Z A I 」の表示を商品等表示として使用するとともに、「e-zai.com」のドメイン名を使用して営業活動をしていると主張して、不正競争防止法3条、2条1項1号、2号、12号に基づき被告表示等の使用の差止め及び被告商号の抹消登記...
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*Case2008

2008.10.30 「メルク・コマンデイトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン v. 萬有製薬」知財高裁平成20年(行ケ)10314

「メルク萬有」不使用取消: 知財高裁平成20年(行ケ)10314 【背景】 被告(萬有製薬)は,登録第642075号商標「メルク萬有」の商標権者である。 原告(メルク)は、本件商標の指定商品中第5類「薬剤」についての不使用取消審判を請求した。 しかし、特許庁は、被告が本件審判請求の登録前3年以内に日本国内において,本件商標を請求に係る指定商品中の「薬剤」について使用していたことを証明したとして、「...
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*Pharma/IP news

チリとペルーがPCT加入書をWIPOへ寄託、発効へ

The Patent Cooperation Treaty (PCT) will enter into force for Chile on June 2, 2009 and also for Peru on June 6, 2009. Chile: In any international application filed on or after June 2, 2009, Chile (co...
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*Case2008

2008.10.30 「メルク・コマンデイトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン v. 萬有製薬」 知財高裁平成20年(行ケ)10308

「日本メルク萬有」不使用取消: 知財高裁平成20年(行ケ)10308 【背景】 被告(萬有製薬)は,登録第640192号商標「日本メルク萬有」の商標権者である。 原告(メルク)は、本件商標の指定商品中第5類「薬剤」についての不使用取消審判を請求した。 しかし、特許庁は、被告が本件審判請求の登録前3年以内に日本国内において、本件商標を請求に係る指定商品中の「薬剤」について使用していたことを証明したと...
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*Pharma/IP news

2009.02.09 「第3回 特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループ開催」

2009年2月9日、産業構造審議会知的財産政策部会特許制度小委員会 第3回特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループが開催されました。延長制度の対象となる処分について特許庁修正案と製薬協案が提示されましたが、議論が収束して一定の結論が得られるのか少し心配。次回は2009年3月24日に開催予定。議題1.延長制度の対象分野の拡大について2.延長制度の対象となる処分について3.延長制度に関するそ...
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*Pharma/IP news

知的財産戦略本部 先端医療特許検討委員会

首相官邸 知的財産戦略本部 知的財産による競争力強化専門調査会の先端医療特許検討委員会での配布資料。フォサマック錠(アレンドロン酸ナトリウム水和物)、イリボー錠(ラモセトロン塩酸塩)、キュビシン注(daptomycin)の事例が紹介されています。次回は4月3日を予定。 2009.03.02 先端医療特許検討委員会(第5回) [資料1] 画期的な用法用量を有する医薬品開発の追加事例 2009.01....
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*Case2007

2007.09.11 「Aventis and King v. Lupin」 CAFC Docket No. 2006-1530, -1555

光学異性体の非自明性: CAFC Docket No. 2006-1530, -1555 【背景】 King社が販売する降圧薬であるramipril (商標名: Altace; Angiotensin-Converting Enzyme (ACE) inhibitor)について、ジェネリックメーカーであるLupin社がFDAにANDA申請したことに対し、ramiprilをカバーするUS 5,061...
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*Topics

「医薬系”特許的”判例」ブログ 2009年2月の検索ワード/フレーズ

「医薬系"特許的"判例」ブログでは、最近の日本における医薬特許判決、特に医薬特許のライフサイクル最大化に関する側面についてコメントしています。Iyakukei-"Tokkyoteki"-Hanrei blog provides comments about recent pharmaceutical patent cases in Japan, especially aspects relatin...
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*Pharma/IP news

2009.02.19 「塩野義、フロモックス(Flomox)の原末の輸入差止の申立て」

塩野義は、「フロモックス®(Flomox®)」(一般名:セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物(Cefcapene Pivoxil Hydrochloride Hydrate))の特許権に基づき、大阪地裁に対して、輸入会社である伊藤忠ケミカルフロンティア(株)に対する特許権侵害訴訟を提起し、同時に仮処分命令申立てを行うとともに、大阪税関長に対して、同原末の輸入差止の申立てをしました。 「フロモックス®...
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*Case2007

2007.09.05 「Forest v. Ivax and Cipla」 CAFC Docket No.2007-1059

光学異性体の非自明性: CAFC Docket No.2007-1059 【背景】 "substantially pure (+)-enantiomer of citalopram"つまり"escitalopram"をカバーするUS reissue Patent 34,712の特許権者であるForest社が販売する抗うつ薬であるescitalopram oxalate(商標名: Lexapro; ...
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*Case2007

2007.08.30 「バクスター v. 特許庁長官」 知財高裁平成18年(行ケ)10559

国際公開が特30条1項「刊行物に発表」に該当するか?: 知財高裁平成18年(行ケ)10559 【背景】 「腹膜透析または連続的な腎臓置換治療のための2部分の重炭酸塩ベースの溶液」に関する出願(特願2001-167510、特開2002-370988)に係る発明について、出願人(バクスター社)がした国際出願の公開(WO01/17534)は、特30条1項にいう「刊行物に発表」には該当しないから、同規定の...
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*Case2008

Levofloxacin – Daiichi’s patent term extension revoked in appeal proceedings.

無効2007-800168及び無効2007-800169 【背景】 第一製薬(現: 第一三共)はクラビット(Cravit)®(有効成分はレボフロキサシン(levofloxacin))の〈適応菌種〉レジオネラ属の効能追加承認(承認番号: 20500AMZ00563000号)に基づいて特許権(特許番号: 1659502及び2008845(前者の分割))の存続期間延長登録(延長登録出願番号: 2006-...
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*Topics

「医薬系”特許的”判例」ブログ 2009年1月の検索ワード/フレーズ

「医薬系"特許的"判例」ブログでは、最近の日本における医薬特許判決、特に医薬特許のライフサイクル最大化に関する側面についてコメントしています。Iyakukei-"Tokkyoteki"-Hanrei blog provides comments about recent pharmaceutical patent cases in Japan, especially aspects relatin...
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*Pharma/IP news

2008.12.24 「第2回 特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループ開催」

2008年12月24日、産業構造審議会知的財産政策部会特許制度小委員会 第2回特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループが開催されました。 画期的な製剤技術について、どの様なやり方で保護していくことができるかについて議論されました。 第3回ワーキング・グループを2009年2月9日に開催する予定。 議題 1.アンケート結果の中間報告について 2.延長された特許権の効力範囲及び延長制度の対象と...
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*Case2008

2008.11.26 「グラクソ v. 特許庁長官」 知財高裁平成19年(行ケ)10379

薬を含む加圧容器の貯蔵方法および包装: 知財高裁平成19年(行ケ)10379 【背景】 「薬を含む加圧容器の貯蔵方法および包装」に関する発明(特表2002-532216、WO2000/037336)について、本願発明と引用発明との相違点である包装を備えている点は周知技術であり、引用発明の容器に該周知技術を適用することは当業者であれば容易に想到し得ることであるとして進歩性無しとした拒絶審決に対して、...
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*Case2007

2007.08.21 「セプラコール v. 特許庁長官」 知財高裁平成18年(行ケ)10498

光学異性体の進歩性: 知財高裁平成18年(行ケ)10498 【背景】 「β2気管支拡張薬の改善使用」に関する出願(特願平4-81971、特開平5-97707)に係る発明について、特29条2項違反を理由に拒絶審決が下されたため、原告(セプラコール)は審決取消訴訟を提起した。 請求項1: R-エナンチオマーを95%以上含有するテルブタリン又はR,R-エナンチオマーを95%以上含有するフォルモテロールを...
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*Case2008

2008.11.20 「バイエルクロップサイエンス v. エンシステックス」 知財高裁平成20年(ネ)10027

工芸素材類を害虫より保護するための害虫防除剤: 知財高裁平成20年(ネ)10027 原審: 2008.01.30 「エンシステックス v. バイエルクロップサイエンス」 東京地裁平成19年(ワ)24878 【背景】 エンシステックス(被控訴人)が、「工芸素材類を害虫より保護するための害虫防除剤」に関する特許権(特許3162450号)を有するバイエルクロップサイエンス(控訴人)に対し、バイエルクロッ...
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*Case2008

2008.11.20 「バイエルクロップサイエンス v. エンシステックス」 知財高裁平成20年(行ケ)10068

イエシロアリ又はヤマトシロアリより保護するための害虫防除剤: 知財高裁平成20年(行ケ)10068 【背景】 バイエルクロップサイエンス(原告)が有する「工芸素材類を害虫より保護するための害虫防除剤」に関する特許(特許3162450号)について、エンシステックス(被告)から無効審判請求がなされ、その中で特許庁が訂正を認めた上、本件訂正発明1,2についての特許を無効とする旨の審決をしたことから、原告...
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*Pharma/IP news

Aricept – Eight generic companies file request for invalidation of Eisai’s patent term extension

エーザイの販売するアリセプトをカバーする特許権存続期間延長登録に対して後発品メーカー(沢井製薬・シオノケミカル・大正薬品工業・大洋薬品工業・東和薬品・日医工・日本薬品工業・陽進堂)が無効審判を請求しました(2008年11月)。記事「アリセプト®の特許権存続期間延長登録」に関して読者の方から情報を頂きました。ありがとうございました。 問題となっているのは特許2578475についての下記存続期間延長登...
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*Topics

「医薬系”特許的”判例」ブログ 2008年12月の検索ワード/フレーズ/コメント

「医薬系"特許的"判例」ブログでは、最近の日本における医薬特許判決、特に医薬特許のライフサイクル最大化に関する側面についてコメントしています。 Iyakukei-"Tokkyoteki"-Hanrei blog provides comments about recent pharmaceutical patent cases in Japan, especially aspects relati...
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*Topics

2008年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。

Prior artとは? 「結晶性アジスロマイシン2水和物」事件は、引用文献中の化合物(結晶)の製法又は物性データの開示の有無が新規性を拒絶するprior artとしての採否判断の争点となった。文献にどのような記載があれば先行発明として開示されていることになるのか。 2008.04.21 「藤川 v. ファイザー」 知財高裁平成19年(行ケ)10120 2008.06.30 「シオノケミカル v....
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*Case2008

2008.10.29 「X v. 三菱化学」 知財高裁平成20年(ネ)10039

職務発明の相当の対価請求権の消滅時効: 知財高裁平成20年(ネ)10039 原判決: 2008.02.29 「A v. 三菱化学」 東京地裁平成19年(ワ)12522 【背景】 被控訴人(三菱化学)の元従業員である控訴人(X)が、被控訴人に対し、職務発明に係る特許権について相当対価の支払を求めた。 被控訴人は、相当の対価請求権は時効により消滅したと主張した。 本件発明は、職務発明であり、被控訴人は...
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*Case2008

2008.10.28 「参天製薬 v. 千寿製薬」 知財高裁平成19年(行ケ)10331

開口点眼容器: 知財高裁平成19年(行ケ)10331 【背景】 被告(千寿製薬)は、「開口点眼容器及びそれの製造方法」に関する本件特許(第3694446号)について無効審判を請求、特許権者である原告(参天製薬)は訂正請求したが、訂正後の請求項1ないし9はいずれも進歩性なしであるとされ無効審決。本件はその審決取消訴訟。 【要旨】 原告は、本件発明1と甲1発明Aとの一致点の認定の誤り及び相違点看過、さ...
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*Case2008

2008.10.06 「ユーロスクリーン v. 小野薬品」 大阪地裁平成18年(ワ)7760

ケモカイン受容体88C(CCR5)の機能: 大阪地裁平成18年(ワ)7760 【背景】 原告は、被告のスクリーニング行為などがケモカイン受容体88C(CCR5)に関する本件特許権(第3288384号)を侵害するとして、被告に対し、特100条1項又は2項等に基づき、ケモカイン受容体CCR5のDNA、DNAベクター、トランスフェクトされた細胞及びポリペプチド、並びにこれらを使用して得られた記録媒体及び...
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*Case2007

2007.08.08 「ファリスバイオテック v. 日本スキャンティボディ」 知財高裁平成18年(行ケ)10406

hPTH(1-37)配列由来のペプチド: 知財高裁平成18年(行ケ)10406 【背景】 原告(ファリスバイオテック )は、「hPTH(1-37)配列由来のペプチド」を発明の名称とする特許第3457004号の特許権者であり、29条2項違反等により無効とする審決が下されたため、審決取消訴訟を提起した。 【要旨】 裁判所は、 取消事由4(相違点の判断の誤り)についての (1) 相違点(a)の判断の誤り...
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*Case2007

2007.07.11 「Daiichi Sankyo v. Apotex」 CAFC Docket No.06-1564

FLOXIN OTIC事件(the level of ordinary skill in the art): CAFC Docket No.06-1564 【背景】 第一三共が販売するニューキノロン系抗菌耳科用製剤であるオフロキサシン(ofloxacin、商標名:FLOXIN OTIC、日本ではTARIVID、タリビッド)について、ジェネリックメーカーであるApotex社がFDAにANDA申請(パ...
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*Case2007

2007.07.05 「イミュネックス v. 国」 東京地裁平成19年(行ウ)56

年金の追納期限徒過: 東京地裁平成19年(行ウ)56 【背景】 原告が「後期段階炎症反応の治療用組成物」に関する特許権(特許第3122139)の第5年分の特許料納付期限の追納期限の経過後に第5年分の追納手続を行ったのに対し、特許庁長官が前記納付書について手続却下処分を行ったことについて、前記追納期限の徒過につき原告の責めに帰することができない理由(特112条の2第1項)があるとして、前記却下処分の...
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*Pharma/IP news

2008.12.09 「Takeda ACTOS®米国特許侵害訴訟の弁護士費用償還に関する控訴審判決」

アクトス®米国特許侵害訴訟において武田が負担した弁護士費用の償還をMylanおよびAlphapharmに命じた地裁判決を、CAFCは支持しました。 参考: 2008.12.09 武田プレスリリース:アクトス®米国特許侵害訴訟の弁護士費用償還に関する控訴審判決について 2008.12.08 「Takeda v. Mylan and Alphapharm」CAFC Docket No.2007-126...
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*Case2007

2007.07.04 「メルク v. 特許庁長官」 知財高裁平成18年(行ケ)10271

結晶多形発明と進歩性: 知財高裁平成18年(行ケ)10271 【背景】 原告は、「タキキニン受容体拮抗薬~メチルモルホリンの多形結晶」とする発明(特願平11-507368、特表2000-513383、WO1999/001444)について拒絶査定不服審判を請求したが、請求は成り立たない旨の審決をされたため、審決取消訴訟を提起した。 審決の理由は、引用発明(WO/1995/023798、出願人はMer...
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*Pharma/IP news

2008.10.30 「第1回 特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループ開催」

2008年10月30日、産業構造審議会知的財産政策部会特許制度小委員会 第1回特許権の存続期間の延長制度検討ワーキング・グループが開催されました。 審議内容は下記3点 (1) 延長制度の対象分野となる条件について (2) カルタヘナ法に基づく審査について (3) 延長制度の対象分野の拡大に関するアンケートの実施について 議事録はこちら。 第2回ワーキング・グループを12月24日に開催する予定。
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*Topics

「医薬系”特許的”判例」ブログ 2008年11月の検索ワード/フレーズ/コメント

「医薬系"特許的"判例」ブログでは、最近の日本における医薬特許判決、特に医薬特許のライフサイクル最大化に関する側面についてコメントしています。Iyakukei-"Tokkyoteki"-Hanrei blog provides comments about recent pharmaceutical patent cases in Japan, especially aspects relatin...
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*Case2008

2008.10.02 「大洋薬品 v. バイエル」 知財高裁平成19年(行ケ)10430

高純度アカルボース事件: 知財高裁平成19年(行ケ)10430 【背景】 大洋薬品(原告)が、バイエル(被告)を特許権者とする「高純度アカルボース」に関する特許第2502551号のうち請求項1ないし3に係る発明の特許につき無効審判請求(2007年4月19日)をしたが、審判請求は成り立たないとの審決(同年12月11日)がされたため、同審決の取消しを求め知財高裁に提訴した事案。 請求項1: 水とは別に...
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*Case2007

2007.05.30 「フレゼニウス v. 特許庁長官」 知財高裁平成17年(行ケ)10244

記載不備の訂正の許否: 知財高裁平成17年(行ケ)10244 【背景】 「非PVC多層フィルム」に関する特許(特許第3155924号)に対して、異議申立てがされたところ、記載不備(特36条4項、36条6項2号違反)を理由に取消し決定がなされ、この決定に対して、原告は特許取消決定取消請求訴訟を提起した。 【要旨】 当裁判所の判断 「前記第3に記載のとおり,原告は,本件訂正審判請求に係る訂正を認める審...
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*Case2007

2007.05.30 「フレゼニウス v. 特許庁長官」 知財高裁平成17年(行ケ)10799

記載不備の訂正の許否: 知財高裁平成17年(行ケ)10799 【背景】 医薬バッグ用の「非PVC多層フィルム」に関する特許(特許第3155924号)に対して、異議申立て(異議2001-72839号)がされたところ、記載不備(特36条4項、36条6項2号違反)を理由に取消し決定がなされ、この決定に対して、原告は特許取消決定取消請求訴訟を提起(本事件と同日に判決言渡。2007.05.30 「フレゼニウ...
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*Case2007

2007.06.28 「杏林ファルマ v. 杏林製薬」 知財高裁平成19年(ネ)10014

杏林事件: 知財高裁平成19年(ネ)10014 【背景】 杏林ファルマが周知営業表示たる杏林製薬の商号と類似する商号を使用して、杏林製薬の営業と混同を生じさせたことが不競法2条1項1号に該当し、杏林製薬の営業上利益が侵害されたとして、杏林製薬が「杏林ファルマ株式会社」なる商号の使用差止め及び抹消登記手続きを求めた事案。原審にて、杏林ファルマの商号は、営業表示としての杏林製薬の商号と類似しており、不...
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*Case2007

2007.06.28 「アプライド・リサーチ・システムズ v. 特許庁長官」 知財高裁平成18年(行ケ)10442

医薬用途発明の効果の定量性: 知財高裁平成18年(行ケ)10442 【背景】 原告は、「受精能を変化させる方法」との発明(特表平9-509418)について拒絶査定不服審判を請求したが、請求は成り立たない旨の審決をされたため、審決取消訴訟を提起した。 【要旨】 裁判所は、特36条4項について、 「この要件を医薬についての用途発明についてみると,一般に,物質名,化学構造だけからその有用性を予測すること...
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*Case2008

2008.09.30 「Wyeth et al. v. Dudas」 Civil Action No. 07-1492 (D.D.C. 2008)

PTA(patent term adjustment)の算定解釈を巡る争いで、裁判所はWyethの主張を支持しました。 つまり、今までのUSPTOによるPTAの算定解釈が誤っていたということを意味するインパクトのある判決。 現時点で登録直前・直後のケースがある場合、USPTOによるPTAの算定が本判決に照らして妥当なものかどうか早急に確認する必要があるでしょう。 判決文: 「Wyeth et al...
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「医薬系”特許的”判例」ブログ 2008年10月の検索ワード/フレーズ/コメント

「医薬系"特許的"判例」ブログでは、最近の日本における医薬特許判決、特に医薬特許のライフサイクル最大化に関する側面についてコメントしています。 Iyakukei-"Tokkyoteki"-Hanrei blog provides comments about recent pharmaceutical patent cases in Japan, especially aspects relati...
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