べーリンガー インゲルハイムの「メトホルミン治療に不適切な患者における糖尿病の治療」を発明の名称とする特許第6290627号についての無効審判請求事件の口頭審理期日
請求人:沢井製薬株式会社、日新製薬株式会社
被請求人:べーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフツング
無効2023-800061号 無効事件
【請求項1】
メトホルミン治療がメトホルミンに対して禁忌のために不適切であり、中等度又は重度の腎障害又は末期腎疾患をもつ患者において2型糖尿病を治療及び/又は予防するための経口投与用のDPP-4阻害剤を含む薬剤であって、前記DPP-4阻害剤が、1-[(4-メチルキナゾリン-2-イル)メチル]-3-メチル-7-(2-ブチン-1-イル)-8-(3-(R)-アミノピペリジン-1-イル)キサンチンまたはその薬学的に許容される塩であり、前記DPP-4阻害剤が前記患者に一日当たり5mgの経口投与量で投与されることを特徴とする、上記薬剤。
この特許は、トラディアンス配合錠AP (有効成分 エンパグリフロジン及びリナグリプチン)について延長登録されている。