「ＩＬ－４Ｒアンタゴニストを投与することによるアトピー性皮膚炎を処置するための方法」に関する特許6353838の審決取消訴訟（令和 5年(行ケ)10019）判決言渡日
知財高裁 第4部 令和6年8月7日
特許権者: リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド ／ サノフィ・バイオテクノロジー
【請求項１】
患者において中等度から重度のアトピー性皮膚炎（ＡＤ）を処置する方法に使用するための治療上有効量の抗ヒトインターロイキン－４（ＩＬ－４Ｒ）抗体またはその抗原結合断片を含む医薬組成物であって、ここで前記患者が局所コルチコステロイドまたは局所カルシニューリン阻害剤による処置に対して十分に応答しないかまたは前記局所処置が勧められない患者である前記医薬組成物。
特許権の存続期間延長登録出願がされていることから、本特許はデュピクセント（有効成分: デュピルマブ（遺伝子組換え））に関すると考えられる。
無効2021-800003事件
無効審判請求人: 科研製薬株式会社
