・Optical isomer

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*Case2023

2023.04.19 Amgen v. Sandoz CAFC 2022-1147, 2022-1149, 2022-1150, 2022-1151 乾癬治療薬Otezla®(アプレミラスト)の米国ANDA訴訟 - 公知ラセミ混合物からエナンチオマーの非自明性(進歩性) -

Summary アムジェン社が販売する乾癬治療薬Otezla®(有効成分: アプレミラスト)の米国ANDA訴訟で、2023年4月19日、CAFCは、ラセミ混合物として記載された先行文献からエナンチオマー(立体的に純粋なアプレミラストを含む医薬組成物)の非自明性を認めた米ニュージャージー州連邦地裁の判断を支持した。 CAFCは、当業者であれば立体的に純粋なアプレミラストを含む医薬組成物を作ろうと試み...
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*Case2014

2014.08.07 「セルジーン v. 特許庁長官」 知財高裁平成25年(行ケ)10170

異性体の進歩性、一行記載の用途の進歩性: 知財高裁平成25年(行ケ)10170 【背景】 「(+)-2-[1-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)-2-メチルスルホニルエチル]-4-アセチルアミノイソインドリン-1,3-ジオン,その使用方法及び組成物」に関する特許出願(特願2003-577877; 特表2005-525386)の拒絶審決取消訴訟。引用発明の化合物の(+)異性体を選択して、それを乾...
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*Case2013

2013.07.24 「遼東化学 v. 宇部興産・田辺三菱」 知財高裁平成24年(行ケ)10207

公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性: 知財高裁平成24年(行ケ)10207 被告らが保有する「光学活性ピペリジン誘導体の酸付加塩及びその製法」に関する特許(第4704362号)について、原告がした無効審判を請求不成立とした審決(無効2011-800097号)に対する取消訴訟。公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性が争点。 原審参照: 2012.04.23 「遼東...
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*Case2013

2013.07.24 「遼東化学 v. 宇部興産・田辺三菱」 知財高裁平成24年(行ケ)10206

公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性: 知財高裁平成24年(行ケ)10206 【背景】 被告らが保有する「光学活性ピペリジン誘導体の酸付加塩及びその製法」に関する特許(第4562229号)について、原告がした無効審判を請求不成立とした審決(無効2011-800097号)に対する取消訴訟。公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性が争点。 原審参照: 2012.04.2...
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*Case2012

2012.03.28 「ディーオーブイ v. 特許庁長官」 拒絶査定不服審判事件 2009-11760

公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の進歩性: 不服2009-11760 【背景】 「(+)-1-(3,4-ジクロロフェニル)-3-アザビシクロヘキサン、その組成物および使用」に関する出願(特願2002-565944、WO02/66427、特表2005-500983)の拒絶査定不服審判請求事件。 公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の進歩性が争点。 請求項1(本願発明1): 「それぞれその対応...
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*Case2012

2012.04.23 「遼東化学 v. 宇部興産・田辺三菱」特許無効審判事件 2011-800097, 2011-800098

公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性: 無効2011-800097, 2011-800098 「光学活性ピペリジン誘導体の酸付加塩及びその製法」に関する特許(特許第4562229及び特許第4704362)の特許無効審判請求事件。公知ラセミ体を構成する一方の光学異性体の新規性・進歩性が争点。 特許庁審判部は、引用文献にその異性体を実際に単離できたことを示す記載がないことや、その異性...
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*Case2007

2007.09.11 「Aventis and King v. Lupin」 CAFC Docket No. 2006-1530, -1555

光学異性体の非自明性: CAFC Docket No. 2006-1530, -1555 【背景】 King社が販売する降圧薬であるramipril (商標名: Altace; Angiotensin-Converting Enzyme (ACE) inhibitor)について、ジェネリックメーカーであるLupin社がFDAにANDA申請したことに対し、ramiprilをカバーするUS 5,061...
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*Case2007

2007.09.05 「Forest v. Ivax and Cipla」 CAFC Docket No.2007-1059

光学異性体の非自明性: CAFC Docket No.2007-1059 【背景】 "substantially pure (+)-enantiomer of citalopram"つまり"escitalopram"をカバーするUS reissue Patent 34,712の特許権者であるForest社が販売する抗うつ薬であるescitalopram oxalate(商標名: Lexapro; ...
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*Case2007

2007.08.21 「セプラコール v. 特許庁長官」 知財高裁平成18年(行ケ)10498

光学異性体の進歩性: 知財高裁平成18年(行ケ)10498 【背景】 「β2気管支拡張薬の改善使用」に関する出願(特願平4-81971、特開平5-97707)に係る発明について、特29条2項違反を理由に拒絶審決が下されたため、原告(セプラコール)は審決取消訴訟を提起した。 請求項1: R-エナンチオマーを95%以上含有するテルブタリン又はR,R-エナンチオマーを95%以上含有するフォルモテロールを...
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*Case2006

2006.09.14 「ヴィアトリス v. 特許庁長官」 知財高裁平成17年(行ケ)10719

「抗糖尿病作用」から「真性糖尿病Ⅰ型の治療」の進歩性: 知財高裁平成17年(行ケ)10719 【背景】 本発明は「R-α-リポ酸を含有することを特徴とする真性糖尿病I型の治療用薬剤」であり、刊行物1に基づき進歩性が否定された。 請求項1: R-(+)-α-リポ酸,R-(-)-ジヒドロリポ酸又はそれらの塩,エステル,アミドを含有することを特徴とする,真性糖尿病I型の治療用薬剤。 原告は、 1) 刊行...
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*Case2007

2007.12.06 「Novopharm v. Janssen-Ortho, Daiichi」 Supreme Court of Canada Docket No. 32200

Levofloxacin(レボフロキサシン)特許の有効性は?(カナダ最高裁上告棄却): Supreme Court of Canada Docket No. 32200 Levaquin(一般名:levofloxacin(レボフロキサシン)、ニューキノロン系抗生物質、日本での販売名はクラビット)の後発品をカナダで販売するNovopharm(Tevaの子会社)に対して、その特許権者である第一製薬(現...
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*Case2004

2004.06.09 「アベンティス v. 特許庁長官」 東京高裁平成15年(行ケ)62

エナンチオマー(光学異性体)に進歩性はあるか?(ゾピクロン事件) : 東京高裁平成15年(行ケ)62 【背景】 「D-ゾピクロンを含有する睡眠性質または時間を改善するための薬学的組成物」に関する発明(特表平6-504548)についての、進歩性なしとの拒絶審決に対する取消訴訟。 本願発明と引用例記載の発明とは「ゾピクロンを含有する睡眠性質または時間を改善するための医薬」である点で一致し、本願発明では...
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