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*Case2015

2015.06.05 「テバ v. 協和発酵キリン」 最高裁平成24年(受)1204

最高裁が知財高裁大合議判決を破棄、差戻し審理へ(プロダクト・バイ・プロセス・クレームの特許発明の技術的範囲は物同一説で判断、明確性要件に一定のハードル): 最高裁平成24年(受)1204 【背景】 「プラバスタチンラクトン及びエピプラバスタチンを実質的に含まないプラバスタチンナトリウム,並びにそれを含む組成物」に関する特許(特許第3737801号)についての特許権侵害差止請求事件において、物の発明...
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*Case2015

2015.02.19 「大鵬薬品 v. アンティキャンサー」 知財高裁平成25年(行ケ)10311

リサーチツール特許に関する争い: 知財高裁平成25年(行ケ)10311 【背景】 被告が保有する「ヒト疾患に対するモデル動物」に関する特許第2664261号について無効審判請求不成立審決(無効2012-800093)の取消訴訟。争点は、新規性判断又は進歩性判断の誤りの有無等。 請求項1: ヒト腫瘍疾患に対する非ヒトモデル動物であって,前記動物が前記動物の相当する器官中へ移植された脳以外のヒト器官か...
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*Pharma/IP news

ルリコナゾールに関する特許権について

日本農薬(株)及び(株)ポーラファルマは、ルリコナゾールに関する特許権について、2015年5月11日付で下記謹告を掲載しました。 2015.05.11 【謹告】ルリコナゾールに関する特許権について 日刊薬業 webpage ルリコナゾール(Luliconazole)は、日本農薬がその原薬を製造し、ポーラファルマが、「ルリコン®クリーム1%」(2005年4月11日承認)、「ルリコン®液1%」(200...
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*Case2015

2015.02.10 「日産化学 v. 陽進堂」 東京地裁平成26年(ワ)3343

ピタバスタチン結晶の粉末X線回折ピークの回折角は一致するか: 東京地裁平成26年(ワ)3343 ピタバスタチンカルシウム塩の結晶に関する特許権(特許第5186108号)及びその保存方法に関する特許権(特許第5267643号(前者の分割))を有する原告(日産化学)が、被告による原薬及び製剤の使用・製造・販売等が上記各特許権の侵害に当たる旨主張して、特許法100条1項に基づきその差止めを求めた事案。 ...
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*Case2015

2015.01.26 「沢井製薬 v. 旭化成ファーマ」 判定2014-600029

新規有効成分(普通錠)の承認に基づく延長特許の効力はOD錠に及ぶ?: 判定2014-600029 【背景】 請求人(沢井製薬)が、ナフトピジルOD錠「サワイ」は、旭化成ファーマが保有する「良性前立腺肥大における排尿困難症を治療するためのナフトピジルの用途」に関する特許第1878494号の特願平11-700022により存続期間が延長された特許の技術的範囲に属しない、との判定を求めるというもの。 【特...
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*Case2015

2015.01.21 判定2014-600018; 2014-600019; 2014-600020

単剤承認で延長された特許権の効力は配合剤に及ぶか?: 判定2014-600018; 2014-600019; 2014-600020 請求人が求める請求の趣旨は、判定請求書の記載によれば、 判定2014-600018: 「イ号物品(テルミサルタン+アムロジピンベシル酸塩 配合剤)は、特許第2709225号に係る特許権存続期間延長登録出願2002-700138号により延長された当該特許発明の技術的範...
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*Case2015

2015.01.27 「日産化学・興和 v. ダイト・持田・東和・鶴原・科研・小林化工・Meiji Seikaファルマ」 東京地裁平成25年(ワ)33993

ピタバスタチン結晶の粉末X線回折ピークの回折角は一致するか: 東京地裁平成25年(ワ)33993 【背景】 ピタバスタチンカルシウム塩の結晶に関する特許権(特許第5186108号)及びその保存方法に関する特許権(特許第5267643号(前者の分割))を有する原告(日産化学)が、被告らによる原薬及び製剤の製造・販売等が上記各特許権の侵害に当たる旨主張して、特許法100条1項に基づきその差止めを求めた...
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*Case2014

2014.12.24 「中外製薬 v. DKSH」 東京地裁平成25年(ワ)4040

均等侵害が認められた事件(オキサロールの有効成分マキサカルシトールの製造方法): 東京地裁平成25年(ワ)4040 【背景】 「ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法」に関する特許第3310301号の特許権(出願日1997年9月3日)の共有者である原告(中外製薬)が、被告(DKSH)の輸入販売に係るマキサカルシトール原薬)、並びに被告(岩城製薬、高田製薬及びポーラファルマ...
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*Pharma/IP news

ナフトピジル(フリバス®OD錠)に関する特許権について

旭化成ファーマ(株)は、ナフトピジル(naftopidil)を有効成分とする前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤(商品名「フリバス®OD錠25mg」、「フリバス® OD錠50mg」および「フリバス®OD錠75mg」)を製造販売しています(再審査期間は、2004年12月24日に終了)。 2015年2月16日、厚労省は、同年6月薬価追補収載に向け、フリバス®の後発品について21社に承認を与えました(日本製...
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*Pharma/IP news

プラビックス®(クロピドグレル硫酸塩)に関する特許権について

サノフィ(株)は、クロピドグレル硫酸塩(clopidogrel sulfate)を有効成分とする抗血小板剤「プラビックス錠®25mg」、「プラビックス錠®75mg」(以下「プラビックス錠®」)を製造販売しています。2006年1月23日に承認され、再審査期間は、「末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制」(2016年9月27日に終了)を除き、2014年1月22日に終了しています。 2015年2月16...
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*Case2014

2014.11.28 「興和 v. 東和薬品」 東京地裁平成26年(ワ)772

ピタバスタチンのピタバとPITAVA(その4): 東京地裁平成26年(ワ)772 【背景】 薬剤を指定商品とする商標権(第4942833号)を有する原告(興和)が、被告(東和薬品)が薬剤に付した被告標章「ピタバ」が原告の商標権の登録商標(PITAVA)に類似すると主張して、被告に対し、被告標章を付した薬剤販売の差止め及び廃棄を求めた事案。 【要旨】 主 文 原告の請求をいずれも棄却する。 裁判所の...
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*Case2014

2014.11.28 「興和 v. 小林化工」 東京地裁平成26年(ワ)767

ピタバスタチンのピタバとPITAVA(その3): 東京地裁平成26年(ワ)767 【背景】 薬剤を指定商品とする商標権(第4942833号)を有する原告(興和)が、被告(小林化工)が薬剤に付した被告標章「ピタバ」が原告の商標権の登録商標(PITAVA)に類似すると主張して、被告に対し、被告標章を付した薬剤販売の差止め及び廃棄を求めた事案。 【要旨】 主 文 原告の請求をいずれも棄却する。 裁判所の...
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*Case2014

2014.12.24 「ノバルティス v. 特許庁長官」 知財高裁平成26年(行ケ)10045

ゾレドロン酸の投与時間を5分から15分にする動機付けは認められない: 知財高裁平成26年(行ケ)10045 【背景】 「骨代謝疾患の処置のための医薬の製造のための,ゾレドロネートの使用」に関する特許出願(特願2001-585739; WO2001/089494; 特表2004-501104)の拒絶審決(不服2013-7030)取消訴訟。 請求項1(本願発明): 2-(イミダゾル-1-イル)-1-ヒ...
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*Pharma/IP news

大日本住友 LATUDA® ANDA訴訟提起

大日本住友製薬は、FDAに非定型抗精神病薬「LATUDA®(ラツーダ)」(一般名:ルラシドン塩酸塩(lurasidone HCl))の後発品申請(ANDA)を行った Emcure社等に対し、同社が保有する物質特許(米国特許番号:5,532,372)の侵害を理由として、2015年1月14日、同社の米国子会社であるサノビオン(Sunovion)社と共同で、米国ニュージャージー州連邦地裁に特許侵害訴訟を...
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*Pharma/IP news

武田薬品 コルクリス®特許侵害訴訟で仮差止申立却下

武田薬品がHikma社に対して、Hikma社のコルヒチン製剤の販売差止を求めた特許侵害訴訟において、2015年1月9日、CAFCは、地裁がすでに下していた仮差止申立却下の判断を支持しました。また、Hikma社のコルヒチン製剤の発売を認めたFDAに対して提起していた訴訟においても、同1月9日、米国コロンビア特別区連邦地裁は武田薬品の申立を却下しました。 コルクリス(COLCRYS)®(一般名:コルヒ...
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*Pharma/IP news

2014.12.25 「日産化学 リバロ後発品 特許権侵害訴訟を提起(第5報)」

2014年12月26日付けの日産化学のpress release(高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する特許権侵害訴訟の提起について(第5報))によれば、日産化学は、リバロ後発品製造販売会社であるキョーリンリメディオ、三和化学研究所に対し、同社が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権侵害行為の差止訴訟を、12月25日付で大阪地裁に提起したとのことです。参考:2014.03.05 ...
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*Pharma/IP news

中外 オキサロール®特許侵害訴訟で勝訴(東京地裁)

オキサロール®軟膏の後発品を販売する岩城製薬、高田製薬、ポーラファルマ及びこれら後発医薬品の原薬等国内管理人であるDKSHジャパンに対し、中外製薬が保有する製法特許(特許第3310301号)の侵害を理由とする特許権侵害行為の差し止めを求めていた訴訟で、2014年12月24日、東京地裁は中外製薬の請求を全面的に認める判決を下した。 オキサロール®軟膏は活性型ビタミンD3誘導体マキサカルシトール(ma...
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*Case2014

2014.10.30 「興和 v. 沢井製薬」 東京地裁平成26年(ワ)768

ピタバスタチンのピタバとPITAVA(その2): 東京地裁平成26年(ワ)768 【背景】 薬剤を指定商品とする商標権(第4942833号)を有する原告(興和)が、被告(沢井製薬)が薬剤に付した被告標章「ピタバ」が原告の商標権の登録商標(PITAVA)に類似すると主張して、被告に対し、被告標章の使用の差止め及び被告標章を付した薬剤の廃棄を求めた事案。 【要旨】 主 文 原告の請求をいずれも棄却する...
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*Case2014

2014.10.14 「沢井製薬 v. ベーリンガー インゲルハイム」 判定2014-600007; 2014-600008

単剤承認で延長された特許権の効力は配合剤に及ぶか?: 判定2014-600007; 2014-600008 請求人(沢井製薬)が求める請求の趣旨は、判定請求書の記載によれば、「別紙イ号製品目録に記載された医薬品は、平成15年6月25日登録に係る存続期間延長された特許第2709225号の技術的範囲に属しない、との判定を求める」というもの。 同特許はベーリンガーインゲルハイムが開発したアンジオテンシン...
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*Case2014

2014.09.25 「アストラゼネカ v. 特許庁長官」 知財高裁平成25年(行ケ)10326; 10327

イレッサ(IRESSA)の一変承認に基づく特許存続期間延長登録出願: 知財高裁平成25年(行ケ)10326; 知財高裁平成25年(行ケ)10327 【背景】 「キナゾリン誘導体」に関する特許権(特許第2994165号; 特許第3040486号)の存続期間延長登録出願(2012-700002号; 2012-700003号)の拒絶審決(不服2013-10794号; 不服2013-10795号)取消訴訟...
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*Case2014

2014.08.28 「興和 v. Meiji Seikaファルマ」 東京地裁平成26年(ワ)770

ピタバスタチンのピタバとPITAVA: 東京地裁平成26年(ワ)770 【背景】 薬剤を指定商品とする商標権(第4942833号)を有する原告(興和)が、被告(Meiji Seikaファルマ)が薬剤に付した被告標章「ピタバ」が原告の商標権の登録商標(PITAVA)に類似すると主張して、被告に対し、被告標章の使用の差止め及び被告標章を付した薬剤の廃棄を求めた事案。 被告商品: 【要旨】 主 文 原告...
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*Case2014

2014.08.07 「ノバルティス(脱退前の原告 QLT; 訴訟承継参加人 バリアント) v. 特許庁長官」 知財高裁平成25年(行ケ)10183; 平成26年(行ケ)10019

「反復」の進歩性: 知財高裁平成25年(行ケ)10183; 平成26年(行ケ)10019 【背景】 「眼の光力学的治療による視力改善用組成物」に関する特許出願(特願2006-64119号)の拒絶審決(不服2012-2261号)取消訴訟。争点は進歩性。 請求項1: 下記処置を含む反復ホトダイナミックセラピーにより,眼に不所望の血管新生を含有する人の視力を改善するための組成物であって,薬理学的に許容可...
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*Pharma/IP news

小野薬品・BMSがMerckを抗PD-1抗体特許侵害で提訴

抗PD-1抗体の癌治療用途に関する米国特許(US 8,728,474)を保有する小野薬品及びそのexclusive licenseeであるBristol-Myers Squibb(BMS)は、Merckが米国で抗PD-1抗体KEYTRUDA®(pembrolizumab)の承認を2014年9月4日に得たことを受け、同日付けで、Merckに対して特許侵害訴訟をデラウェア地区連邦地裁に提起しました。 ...
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*Case2014

2014.08.07 「セルジーン v. 特許庁長官」 知財高裁平成25年(行ケ)10170

異性体の進歩性、一行記載の用途の進歩性: 知財高裁平成25年(行ケ)10170 【背景】 「(+)-2-[1-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)-2-メチルスルホニルエチル]-4-アセチルアミノイソインドリン-1,3-ジオン,その使用方法及び組成物」に関する特許出願(特願2003-577877; 特表2005-525386)の拒絶審決取消訴訟。引用発明の化合物の(+)異性体を選択して、それを乾...
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*Case2014

2014.07.30 「X v. アルコン リサーチ, 協和発酵キリン」 知財高裁平成25年(行ケ)10058

「ヒト結膜肥満細胞安定化剤」の進歩性: 知財高裁平成25年(行ケ)10058 【背景】 「アレルギー性眼疾患を処置するためのドキセピン誘導体を含有する局所的眼科用処方物」に関する特許第3068858号について原告(X)がした無効審判請求(無効2011-800018)を不成立とした審決の取消訴訟。主な争点は進歩性であり、下記クレームの「ヒト結膜肥満細胞安定化剤」という発明特定事項が甲1及び甲4から動...
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*Pharma/IP news

「シロドシン」(製品名:ユリーフ®錠)に係る物質特許

キッセイ薬品が創製した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「シロドシン」(製品名:ユリーフ®錠)に係る物質特許について、公益社団法人発明協会が主催する「平成26年度全国発明表彰」において、発明賞を受賞したというお知らせ。 受賞テーマ:尿道選択的新規排尿障害改善薬シロドシンの発明 対象特許 :特許第2944402号 参考: 2014.07.09 キッセイ薬品press release: 排尿障害改善薬「...
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*Pharma/IP news

2014.06.16 「沢井製薬 米国でリバロ後発品申請」

2014年6月16日付けの沢井製薬のpress releaseによれば、沢井製薬は、子会社Sawai USA, Inc.を通じて、FDAに対し、LIVALO®の後発品「Pitavastatin Tablets, 1 mg, 2 mg and 4 mg」について、ANDAを提出したとのことです。 参考: Orangebook: pitavastatin 2014.06.16 沢井製薬press re...
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*Case2014

2014.05.30 「帝人 v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10399

特許権の存続期間延長登録が認められなった事例(リノコートパウダースプレー鼻用のノズル(カウンター付)): 知財高裁平成24年(行ケ)10399 【背景】 「粉末薬剤多回投与器」に関する特許権(特許第3960916号)の存続期間延長登録出願(特願2010-700060)の拒絶審決(不服2010-28132)取消訴訟。 本件処分(販売名: リノコートパウダースプレー鼻用25μg)は、粉末薬剤としての成...
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*Case2014

2014.05.30 「ジェネンテック v. 特許庁長官」 知財高裁(大合議) 平成25年(行ケ)10195, 10196, 10197, 10198

特許権存続期間延長登録出願の登録要件について知財高裁大合議判決: 平成25年(行ケ)10195, 10196, 10197, 10198 【背景】 原告(ジェネンテック)は、アバスチン点滴静注用400mg/16mL及び100mg/4mL(一般名: ベバシズマブ(遺伝子組換え))について、用法及び用量に関する事項を追加することを主な変更内容とする製造販売承認事項一部変更承認(本件処分)を受け、本件医...
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*Pharma/IP news

サノフィ アレグラ特許侵害訴訟でエルメッドエーザイ及び小林化工と和解

エルメッドエーザイ及び小林化工のプレスリリースによれば、両社が製造販売承認を取得したアレグラ®錠(有効成分: フェキソフェナジン塩酸塩)の後発品に関して、サノフィより、アレグラ®錠の2件の用途特許(第3041954号及び第3037697号)に基づく専用実施権侵害差止請求訴訟が東京地裁に提起されていましたが、サノフィより和解の提案があり、本件訴訟の和解が成立したとのことです。 アレグラ®錠の後発品は...
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*Pharma/IP news

ファスジル: Actelion社の不法な開発中止 旭化成ファーマの損害賠償請求訴訟終結へ

CoTherix社にライセンスしたRho-kinase阻害剤「ファスジル(fasudil)」の開発を、CoTherix社を買収したActelion社が不法に止めさせたことを理由として、旭化成ファーマがActelion社に対して損害賠償を求めていた米国訴訟において、カルフォルニア州最高裁判所はActelion社の上告受理申立を却下した。 参考: 2014.03.13 旭化成press release...
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*Pharma/IP news

2014.03.05 「興和 リバロ後発品 特許権侵害訴訟を提起(第4報)」

2014年3月5日付けの興和及び日産化学のpress release(高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する特許権侵害訴訟の提起について(第4報))によれば、日産化学は、リバロ後発品製造販売会社である沢井製薬に対し、同社が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権侵害行為の差止訴訟を、3月4日付で東京地裁に提起したとのことです。参考:2014.02.14 「興和 リバロ後発品 特許権...
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*Pharma/IP news

オキサリプラチンに関する特許権について

ヤクルト本社及びデビオファーム社は、オキサリプラチンに関する特許権について、2014年2月14日付で下記謹告を掲載した。 2014.02.14 【謹告】オキサリプラチンに関する特許権について オキサリプラチン(oxaliplatin)は白金錯体系抗悪性腫瘍剤。本剤はデビオファーム社(スイス)がライセンスを保有しており、欧米における開発・販売権はSanofi社が保有している(商品名: ELOXATI...
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*Pharma/IP news

アバスチン®(有効成分 ベバシズマブ) 特許権の期間延長の拒絶審決取消請求事件 知財高裁 大合議事件に指定

2014年2月14日、アバスチン(Avastin)®(有効成分: ベバシズマブ)の特許権存続期間延長登録出願の拒絶審決取消請求事件(平成25年(行ケ)10195号、平成25年(行ケ)10196号、平成25年(行ケ)10197号及び平成25年(行ケ)10198号)を、知財高裁は大合議事件として取り扱うこととしました。 知財高裁website: 2014.02.14 新しい大合議事件の指定について 【...
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*Pharma/IP news

2014.02.14 「興和 リバロ後発品 特許権侵害訴訟を提起(第3報)」

2014年2月14日付けの興和及び日産化学のpress release(高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する特許権侵害訴訟の提起について(第 3 報))によれば、日産化学は、リバロ後発品製造販売会社である陽進堂、日新製薬、日本ケミファに対し、同社が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権侵害行為の差止訴訟を、2月13日付で東京地裁に提起したとのことです。参考:2014.01.15...
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*Pharma/IP news

エビリファイ(Abilify)®のパテントクリフ

エビリファイ(Abilify®)の有効成分であるアリピプラゾール(aripiprazole)は大塚製薬により合成された抗精神病薬。日本では「統合失調症」の効能・効果で2006年1月にエビリファイ錠の製造販売承認を取得した。2012年度の世界での売上は 4,385億円(そのうち米国は3,361億円)となっており、大塚ホールディングス株式会社の連結売上高の36%を占める。もし、エビリファイの後発品が承...
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*Pharma/IP news

2014.01.15 「興和 リバロ後発品 特許権・商標権侵害訴訟を提起」

興和は、同社が保有する商標に基づき、当該商標権の侵害のおそれのある高コレステロール血症治療剤「リバロ」(一般名:ピタバスタチンカルシウム)の後発品製造販売会社に対し、商標権侵害行為の差し止めを求める訴訟を、日産化学は、相模化成工業、日医工、寿製薬に対し、同社が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を、1月15日付で東京地裁に提起しました。 今回は、2013年12...
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*Pharma/IP news

オルメサルタン(Olmesartan)のパテントクリフ

第一三共バリューレポート2013によれば、第3期中期経営計画の経営課題は、「オルメサルタンのパテントクリフを越え、持続的成長を実現する」ために、抗血小板剤プラスグレル・抗凝固剤エドキサバンにいかにスムーズにつないでいくか、ということである。オルメサルタンのマーケティング/セールスのグローバル戦略として、欧米市場では、配合剤へのシフトを中心としたライフサイクルマネジメントを展開する。特に欧州では、よ...
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*Pharma/IP news

2013.12.25 「塩野義 AstraZeneca Crestorのロイヤリティーの枠組みの契約変更へ」

塩野義(Shionogi)は、2013年12月25日の取締役会で、AstraZenecaから塩野義に支払われている高コレステロール血症治療薬Crestor®のロイヤリティーの枠組みを2014年1月1日から変更するための契約を両社間で締結すること等について決議した。新たな枠組みに関する契約の締結後、ロイヤリティーの料率と受取期間は下記のとおり変更される。 (i) 2014年から2016年までのロイヤ...
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*Case2013

2013.12.19 「アンティキャンサー v. 大鵬薬品」 知財高裁平成24年(ネ)10054

リサーチツール特許に関する争い: 知財高裁平成24年(ネ)10054 【背景】 「ヒト疾患に対するモデル動物」に関する特許権(第2664261号)を有していた原告(アンティキャンサー)が、被告(大鵬薬品)に対し、 ①浜松医大勤務医師らが被告の委託を受けて新規抗がん剤(TSU68)の評価実験に使用した実験用モデル動物(本訴マウス)が、原告の特許発明の技術的範囲に属するものである ②被告が上記医師らに...
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*Pharma/IP news

2013.12.25 「興和 リバロ後発品 特許侵害訴訟を提起」

興和および日産化学は、2013年8月15日付で高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品の製造販売承認を取得し、販売を開始もしくは販売開始を表明している7社(ダイト株式会社、持田製薬、小林化工、Meiji Seika ファルマ、東和薬品、鶴原製薬、科研製薬)に対し、日産化学が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権に基づき、12月25日付で東京地裁に特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を提起し...
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*Case2013

2013.10.30 「シーエスエル v. ノボ・ノルデイスク」 知財高裁平成24年(行ケ)10443

最終比率と最終濃度: 知財高裁平成24年(行ケ)10443【背景】原告ら(シーエスエルおよびモナシュユニバーシティ)が有する「安定化された成長ホルモン処方物およびその製造方法」に関する特許(第4255515号)を無効とした審決(無効2011-800051)の取消訴訟。争点は新規性。引例との対比において下記請求項の「最終濃度」の意義が問題となった。請求項1:成長ホルモンと,緩衝剤と,安定化有効量の少...
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*Case2013

2013.10.24 「ワーナー-ランバート v. サンド」 東京地裁平成24年(ワ)5743(甲事件), 19120(乙事件)

アトルバスタチンの結晶形に関する特許権侵害訴訟: 東京地裁平成24年(ワ)5743(甲事件), 19120(乙事件) 【背景】 本件は,特許権1(特許3296564)(甲事件)及び特許権2(特許4790194)(乙事件)を有する原告(ワーナー-ランバート)が,被告(サンド)が輸入,製造及び販売する被告各製品が上記各特許権を侵害している旨主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品の製...
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*Case2013

2013.10.16 「沢井製薬 v. 第一三共」 知財高裁平成24年(行ケ)10419

米国カルベジロール試験の信憑性と顕著な効果: 知財高裁平成24年(行ケ)10419 【背景】 被告(第一三共)が有する「うっ血性心不全の治療へのカルバゾール化合物の利用」に関する特許(3546058)に対して原告(沢井製薬)がした無効審判請求を不成立とした審決(無効2007-800192)の取消訴訟。 請求項1: 利尿薬,アンギオテンシン変換酵素阻害剤および/またはジゴキシンでのバックグランド療法...
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*Case2013

2013.09.30 「ジェネンテック v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10309

ゾレア(Xolair)皮下注用(オマリズマブ(Omalizumab))特許権の存続期間の延長登録出願: 知財高裁平成24年(行ケ)10309 【背景】 原告は,「特定Fcεレセプターのための免疫グロブリン変異体」に関する特許権の特許権者であるが,本件特許の請求項15に係る発明の実施に医薬品製造販売承認に係る処分(本件処分)を受けることが必要であったとして,5年の特許権存続期間の延長登録を求めて,特...
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*Case2013

2013.09.30 「ジェネンテック v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10268

ゾレア(Xolair)皮下注用(オマリズマブ(Omalizumab))特許の誤記の訂正: 知財高裁平成24年(行ケ)10268 【背景】 「特定Fcεレセプターのための免疫グロブリン変異体」に関する特許(第3457962号)の訂正審判(訂正2011-390107号)についての審決(訂正不成立)取消訴訟。 請求項15: 配列番号8および9にそれぞれ示すヒト化マウス抗体humae11 1型のFab H...
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*Case2013

2013.09.18 「武田薬品 v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10295

特許権存続期間延長登録出願に係る出張と信義則: 知財高裁平成24年(行ケ)10295【背景】原告が有する特許権(3677156号)の存続期間延長登録出願(2005-700093号)の拒絶審決取消訴訟。審決の理由は、本件処分の対象となった医薬品「パシーフカプセル30mg(一般名称:塩酸モルヒネ)」(本件対象医薬)は,本件特許発明の技術的範囲に属するものであると認めることができないから、本件出願に係る...
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*Case2013

2013.08.22 「フュアエスツェー v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10348

化合物出願の新規性: 知財高裁平成24年(行ケ)10348 【背景】 「抗炎症剤,免疫調製剤及び増殖防止剤としての新規化合物」に関する特許出願(特願2003-512197、特表2004-536122)の拒絶審決取消訴訟。争点は本願化合物発明の新規性。 【要旨】 原告は、引用例の記載はその文言どおりに解釈するのが妥当であり、誤記であると断じることはできないと主張したが、裁判所は、引用例記載の構造式中...
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