アステラス製薬とベーリンガーインゲルハイム社は、米国で係争中だった前立腺肥大症の排尿障害改善薬「Flomax®」(一般名:塩酸タムスロシン、日本での製品名「ハルナール」)の物質特許(米国特許番号:4,703,063)に関する特許侵害訴訟でRanbaxy社と和解した。和解契約において、ベーリンガーインゲルハイム社が小児独占期間(pediatric exclusivity、6ヶ月)を取得できた場合に限り、Ranbaxy社は同期間満了8週間前の2010年3月2日に後発品を販売することができるとのこと。つまり、この8週間、Ranbaxy社だけが後発品を販売できる。
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- アステラス製薬プレスリリース:
アステラス製薬とベーリンガーインゲルハイム「Flomax®」特許侵害排除訴訟でRanbaxy社と和解
Astellas and Boehringer Ingelheim Reach Settlement Agreement with Ranbaxy on Flomax Patent Case - Ranbaxy社プレスリリース:
RANBAXY AND ASTELLAS/BOEHRINGER INGELHEIM ENTER INTO AN AGREEMENT TO RESOLVE TAMSULOSIN U.S. PATENT LITIGATION -Ranbaxy to Launch on an Exclusive Basis in 2010 - Patent Docs
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