興和および日産化学は、2013年8月15日付で高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品の製造販売承認を取得し、販売を開始もしくは販売開始を表明している7社(ダイト株式会社、持田製薬、小林化工、Meiji Seika ファルマ、東和薬品、鶴原製薬、科研製薬)に対し、日産化学が保有する当該有効成分の結晶形についての特許権に基づき、12月25日付で東京地裁に特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を提起しました。
参考:
- 興和press release: 2013.12.26 高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する特許権侵害訴訟の提起について
- 日産化学press release: 2013.12.26 高コレステロール血症治療剤「リバロ」後発品に対する特許権侵害訴訟の提起について
- 2013.08.28 謹告 ピタバスタチンカルシウムに関する特許権について
- 2013.04.12 謹告 ピタバスタチンカルシウムに関する特許権について
リバロ錠 1mg・錠2mg(一般名:ピタバスタチンカルシウム)は日産化学工業(株)が原体を合成し、興和(株)が製剤開発を行ったHMG-CoA還元酵素阻害剤である。効能又は効果は高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症。
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