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中外 オキサロール®特許侵害訴訟で勝訴(東京地裁)

オキサロール®軟膏の後発品を販売する岩城製薬、高田製薬、ポーラファルマ及びこれら後発医薬品の原薬等国内管理人であるDKSHジャパンに対し、中外製薬が保有する製法特許(特許第3310301号)の侵害を理由とする特許権侵害行為の差し止めを求めていた訴訟で、2014年12月24日、東京地裁は中外製薬の請求を全面的に認める判決を下した。

オキサロール®軟膏は活性型ビタミンD3誘導体マキサカルシトール(maxacalcitol)を有効成分とする角化症治療剤。適応症は尋常性乾癬、魚鱗癬群、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症の 4 疾患。2001年6月20日承認。

特許第3310301号の出願日は1997年9月3日。掌蹠膿疱症に対して2008年11月に効能・効果が追加承認されたときに、本件製法特許について存続期間延長登録(2009-700014)がなされ、満了日は2022年9月3日となっている。原薬製造会社であるセルビオス―ファーマ及び上記4社が本件特許の無効審判を請求中。

中外製薬press release:

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